▼今年のドルメロ「月の評価表」を決める 4.7

シルク、キャロの追加募集データ作成にあたって

この人気2クラブにここまで正式な、しかも頭数そろえての追加募集があるとは知らなかった。聞くところによると、特にキャロットさんなどはごく最近始まった?春のイベントらしいが、詳しいことは私もYouTubeで初めて知った次第だ。

もちろん追加募集だから、そこにはさまざまな理由があってあえてのこの時期募集。王道路線じゃないことは百も承知。ドルメロとしては「華麗なるスルー作戦」でもよかっただろうが、昨年この2クラブ会員さんにはすごくお世話になったことだし、データほしいなと思っている方が一定数いるなら、協力しなければと思い立った次第。

で早速YouTubeコミュニティで質問したら、シルクの会員さんからどっと「いいね」が押されたのでwちょっとビックリ。でもまずは定期動画を作らなきゃ、とパワポをいじっていたら、今度はなんとキャロットさんまでが追加募集するというし、しかも後出しキャロットさんの方が日程がタイトというねじれっぷり。

これはクラブの営業方針なのでしょうか。シルクさんと少しずらしたって文句はないでしょうに、どっちか早く選べよ!みたいな選択肢が狭まるのは嫌いだな。

という非会員の放言はさておき、今年一発目の一覧表データを作るにあたって、まず決めておかなければならないことがある。それは新基準の「月の評価表」をどうするかだ。

昨年はこんな感じだった

これは昨年の月の評価表。読者さんの声もいただきながら一度修正した2版になる。

しかし今年は「自然派」の考え方が大きく変わり、それにともない優先順位を入れ替える必要がある。また同じ「B」評価でも少しさじ加減するときはどう表現するのか、表と裏で「B」は同じ評価の「B」なのか、一番上と一番下のアルファベットをどこまで広げるのかなど、考えれば考えるほどドツボにハマるのが正直なところだ。

ただ「一目見てぱっと判別できる簡易さ」は必要なので、今年はまずこのようにしてみた。

今年の「月の評価表」について

大きな変更点は5つある。

①初回発情を自然派とみなし、自然サイクルと同等に引き上げる

②自然サイクルの①回目、②回目評価を同等とする

③スパイスはあくまで自然派を後押しするファクターとし、自然派の評価を①ランク上げる効果がある(空胎後産駒には用いない)

④一番低い評価を「E」とし、「C」「D」に、空胎後に複数回種付けした産駒の評価を加える

⑤「+」さじ加減は、牝馬の「母系爆発」に使う

①と②については上位評価の変更点になる。これにより初回発情の躍進も目立つが、同時に自然サイクル①、②回目の評価も同じにしてみた。

たくさんのイベントケースを見た上で、私の中ではすでに「自然派なら①回目も②回目も同様に評価していいんじゃないか」という感触がある。もちろん全くのイーブンではないだろうが、自然派を底上げするスパイス効果との兼ね合いもあって、同じクラスにするのがわかりやすい。

③のスパイス効果については、今年から厳密に「1+7X」日のみの運用とする。つまりスパイス種付け日は「1、8、15、22、29日」のみとなる。これとスピードサイクル「表」の自然派の組み合わせ馬以外に「S」評価は生まれないことにしておく。また空胎後産駒には用いない。

④は空胎後のリセット効果がまだまだわからないので、裏でも空胎後に複数回種付けした馬を少しだけ優遇するため「D」評価を新設、一番下位を「E」とした。

⑤そして一番表現に苦労したのが「母系爆発」である。導入初年度になる今年は、母系爆発の牝馬が一目でわかるように、スパイス効果に使っていた「+」を母系爆発馬のために使うことにした。これで母系爆発がA、B…のような文字評価に埋没してしまうのを防ぎたい。

なぜドルメロはこんな考え方をするのか

この評価表で、まず今回のシルク&キャロットさん追加募集馬を照らし合わせ、問題点があったらその都度考えていきたい。とくに表の「薬剤①」を「B」止まりとすることには、読者さんの中でも賛否両論あるだろう。

ドルメロ理論では「わかりやすい走る馬の探し方」が重要だと思っている。薬剤①から牡馬のダービー馬が出る時代になぜあえて「自然派」を追うのか。それは一番「わかりやすい」名馬の探し方だからだ。少数派の中からでも、血統マニアでなくても、皆さんに楽しんでいただけるクラスの名馬が出るからだ。

将来的には「薬剤①」の謎も解きたいが、ドルメロのように年がら年中セールやクラブで数百頭、数千頭の中から1頭を探し出す手間を考えてみてほしい。私自身も安心して汗をかいて取り組める方法、それが今のところ「自然派」なのだ。

まだ慣れていないから、すごくふわふわした評価表かもしれないが、これだと私自身も評価しやすいし、ここまでなら読者の方にもすぐにわかってもらえると思う。もちろんご意見等あれば、遠慮なくいただきたい。

追伸 シルク&キャロットのデータ販売は「2クラブまとめてひとつのデータとして」「カタログの発表日を待たずに」行う予定です。今回は日程的に別々にする必要がなさそうだし、また一般人にはクラブの動画やカタログ見られないみたいだしね。だから動画などの評価はなしで、完成次第、合併号で即発売ということになりそうです。皆さんの相馬眼も試されますよ〜w

▼今年のドルメロ「月の評価表」を決める 4.7」への2件のフィードバック

  1. ご無沙汰しております。

    唯一の出資馬ジェネティクスがここ最近不振でその影響から一口馬主のモチベーションが下がりに下がっていました。

    とはいえどんなに酷い成績でも新たな募集時期が来ればモチベーションも回復してしまうのが一口民というもので、今年はチャンスがあればサンデー社台にチャレンジしようかと思っています。

    おそらく4月15日あたりに募集予定馬の発表があるかと。

    ちなみにキャロットの追加募集は完全スルーの方向で今年の本募集に力を入れようかと思っているのですが、今年の募集は選ぶのに苦労しそうなくらいパッとしません‥

    過去一パッとしないと言っても過言じゃないなくらい悩んでいてとにかく裏馬が多いんですよね‥

    今年も最強の権利を持っているのにタイミングが本当に悪い‥

    チャーチクワイアの21
    インナーレルムの21

    このあたりがキャロット募集になれば面白くなるのですが、おそらくないだろうなというのが正直なところです。

    とにかく今年はドルメロさんの評価も多いに参考にさせていただきますので、ちょっと先にはなりますが楽しみにしています。

    新しい月の評価表いいですね!

    A評価の馬を見つけるのはそこまで苦労しないと思いますが、スパイスがドンピシャとなるとSはレアになりそうですし、それでこそSって感じがしていいと思います。

    あと個人的には初子はたまに大物を出すので、もう少し上げてもいいと思いましたし(でもBは評価しすぎかな‥)、流産後ももう少し上でもいいと思いました(でもAは違う気も)。

    それでも自然②の評価を上げるなど全体的な精度はかなり上がっていると思います!

    1. なぜか通知が来なくて、お返事遅くなりました。申し訳ないです。
      今年のキャロットさんが不作なら、いよいよ40口クラブに突入開始ですか。
      すでに不作とわかっちゃう、わにさんもすごいですがw
      あと残るは、輸入牝馬の日本第1仔とかですかね… いや待てよ、母系爆発がわからないか…

      ともあれ今年こそここまでお世話になったわにさんのお役に立てればいいのですが。
      5月からはいよいよクラブ活動?に全力投球します!

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